(中略)
■「変わらない」ほうが居心地がいい
そこでやはり気になるのは、なぜ日本がここまで貧しくなってしまったのかということだ。
ご存じのように、日本経済低迷の原因については、長引くデフレ、消費増税、人口減少
、さらにはアベノミクスが失敗だったとか、もっとさかのぼって小泉改革がよくなかったなど、さまざまな分析がなされている。
どの説についてもそれなりの根拠があり、それなりに納得できる内容だ。
ただ、あらゆる原因に影響を与えている本質的なところでは、日本人が自他ともに認める「世界一の勤勉さ」がかなり罪深いのではないか、と個人的には考えている。
こんな発言をすると、ご立腹の方もいらっしゃると思うが、「日本人の勤勉さ」は世界に誇るべき美徳であることになんの異論もない。
ブラック労働だなんだと言われても、与えられた仕事をきっちりこなすために残業や休日出勤も辞さない。
そんな勤勉な労働者が日本経済の土台を支えているのも紛れもない事実だ。
が、一方で勤勉さや真面目さには大きな副作用がある。決められた仕事を忠実にこなすことや、
命じられたことをコツコツと続けることは得意だが、頭がコチコチなので何か問題が発生した際に対応を変えられない。
柔軟な姿勢でルールや規則を根本的に見直したり、これまで長く続けてきたことをスパッと止めたりすることができないのだ。
例えば、コロナ禍になってから「これからはテレワークだ!」と数カ月くらいは大騒ぎしていたが結局、今は電車には通勤するビジネスパーソンが山ほどいる。
「いよいよ日本もDXの波がきた!」という言葉はよく聞いたが、いまだに紙の書類にハンコを押し、紙の領収書をペタペタと貼って経費精算している企業が日本中にたくさんある。
なぜこうなってしまうのかというと、日本のビジネスパーソンが勤勉だからだ。これまでのルールを過剰なくらいに真面目に守ってきて問題がなかったので、
急に「こっちのほうがいいですよ」と言われても簡単にシフトできない。むしろ、新しいシステムを導入すると、
みずほ銀行のATMのように大きなトラブルが発生することもあるので、「変わらない」ほうがリスクが少ない。
勤勉でマジメな組織人ほど「何かあったら誰が責任を取るのだ」なんて感じで、改革より現状維持を選びがちなのだ。
そんな「世界一の勤勉さ」の副作用が、日本をじわじわと貧しくしているのではないか、ということが言いたいのである。
この負のスパイラルがもっとも強烈に、もっとも露骨に出てしまっているのが「日本の産業構造」だ。
(以下略、全文はソースにて)
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2103/09/news052.html
★1が立った時間:2021/03/09(火) 15:54:34.27
※前スレ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1615295133/
政治と経営が馬鹿だから。
搾取が酷いからさ
経団連など企業を生き残らせるために、
労働者の賃金や人件費を削ってきているからです。
なので、韓国や欧米は増えて来ている中、
日本だけは数十年間実質賃金が減って来てます。
『実質賃金が減ると貧しくなる』ので、
韓国や欧米の国民たちは豊かになって来ている中、
日本の国民だけは数十年間貧しくなって来ています。
>>1 乙
勤勉だけど優秀じゃないから
まさにこれ
誰よりも働いたからこそ達成された結果だ
中国社会は努力が報われる
日本社会は努力が報われないから日本国民は最初から頑張ろうとしない
諸外国の連中ってどんだけ怠惰なんだ?
日本は持たざる国だぜ?
ゆとりの台頭で土地も資源も少ない日本は貧乏まっしぐら
共産主義国家なんだよ今の日本は
とりあえず給料低くても
飢えて死ぬことはないなと
スーパー行く度に実感する
元スレ:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1615338061/