「最大10年分のお取引を手元でいつでもかんたん管理」というのが宣伝文句だが、申し込んですぐ過去10年分の取り引きが見られるようになるわけではない。注として「みずほダイレクト通帳をお申込みされた月の前々月よりお取引明細を最大10年間分ご確認いただけます。」とあるように、オンラインで10年ぶんを見られるようになるのは、9年10カ月後だ。
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切り替えると紙の通帳はつかえなくなる
みずほe-口座・みずほダイレクト通帳に申し込むと、紙の通帳は使えなくなる。e-口座に切り替えると、紙の通帳をATMで記帳しようとしても、画面には窓口に行くように表示されてしまう。
正直、筆者は申し込む際に甘く考えていた。
きちんと読めば事前に分かることばかりで、以下に記すことは言い訳めいているのだが、同様に困る人が出ないよう恥を晒すことにしたい。
ポイントになるのは
・今後見られるのは申し込んだ前々月からのぶん
・切り替えると紙の通帳は使えなくなる
の2点だ。
きちんと記帳している人であれば、もちろん問題ないだろう。しかし、みずほe-口座・みずほダイレクト通帳にすると、3カ月より前の記帳していない部分については、見られなくなってしまう。
このポイントとなる2つの、どちらか一方だけだったら、問題はなかっただろう。みずほダイレクト通帳で見られるのが前々月からぶんだけでも、それまでのぶんを紙の通帳に記帳できれば問題なかった。また、紙の通帳が使えなくなるにしても前々月より前のぶんも見られれば、どちらかの手段を使えば済んだ。しかし、実際には共に叶わない。
筆者がみずほe-口座・みずほダイレクト通帳へ申し込んだのは、2月初旬のこと。「最大10年分のお取引を手元でいつでも」といったうたい文句につられ、ロクに説明を読まずに申し込んでしまった。しかし、申し込んだ時点で見られるデータはなにもない。10年ぶん見られるのは約10年後。申し込んだ前々月ぶんから記録されていくわけだが、前々月までは入出金明細で見ることになっている。
3月現在、みずほe-口座・みずほダイレクト通帳見られるのは、昨年12月の取り引きだけだ。
申し込んだ後、数年前の取り引きが見られないことが分かった段階になって、ようやく「お申込みされた月の前々月よりお取引明細を最大10年間分」という文字に気づく。正直それなら「10年間分」をアピールしないで欲しいのだが、きちんと読まなかった自分が悪いと思うことにした。
それならばと、ATMで記帳しようとしたのだが、前述のように窓口に行くように表示されるだけ。
まだ、このときはみずほe-口座・みずほダイレクト通帳に切り替えると、紙の通帳が使えなくなることを分かっておらず、窓口に行けばなんとかなると思っていたのだからおめでたい。
そのまま、支店の窓口へ向かう。そこで、押し問答になる。「記帳したい」「できません」「e-口座では未記帳の部分は見られない」「その通り」「では、記帳できるように戻してくれ」「一度申し込んだらできません」といった具合だ。Webの説明では、e-口座でも紙の通帳の発行ができるように読めるのだが、筆者の場合はできないようだ。
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また、(障害により)停止されているとはいえ、1年以上記帳していない人が自動で切り替わり、いざ記帳しようとしたときに気づくこともありそうだ。窓口で対応する行員の手間を増やす変更というのは間違いない。
10年分という過剰なうたい文句でも、申し込んだ前々月からでも、ネットを使って取り引きが見られるのは悪いことではない。紙の通帳が使えなくなるのも仕方ないことなのだろう。記帳してからみずほe-口座・ダイレクト通帳へ切り替えれば、何の問題もない。たしかに筆者の確認不足に尽きるのだろう。それでも、これまでであれば1年ぶんの入出金明細を取り寄せる手間も、手数料の3,960円も不要だったのだ。
これからみずほ銀行でみずほe-口座・みずほダイレクト通帳にしようとという人は筆者のようにならないよう注意して欲しい。
https://www.watch.impress.co.jp/docs/series/itsmo/1312979.html
どうせどっかにデータは残ってるんだろうし、大したデータ量でもないだろう。
企業が節約できるコストに比べて、顧客の不利益が大きすぎると思うんだが。
おたく税務署の犬か?
みずほダイレクトは二ヶ月前までしか閲覧出来なかったような
給料振り込み変更するわ
元スレ:https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1616124024/