ＭＳ攻撃「継続中の脅威」　米、ハッカーに対応検討

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米ホワイトハウスで記者会見するサキ大統領報道官＝２月３日、ワシントン（ＵＰＩ＝共同）

米国のサキ大統領報道官は５日の記者会見で、米マイクロソフト（ＭＳ）の企業向け電子メールソフト「エクスチェンジサーバー」がハッカー攻撃を受けていることに関し「継続中の脅威だ。大きな被害が懸念される」と述べ、政府として対応を検討していると明らかにした。

ＭＳは中国政府が支援するハッカー集団の攻撃としている。サキ氏は、脆弱性をカバーするためのアップデートを早急に行うよう利用者に呼び掛けた。サリバン大統領補佐官（国家安全保障問題担当）も４日夜、ツイッターで同様のメッセージを発信しており、米政府は被害拡大に警戒を強めているもようだ。

ＭＳが「ハフニウム」と名付けたハッカー集団の主な標的は米国の事業者で、感染症研究者や法律事務所、高等教育機関も含まれる。（共同）